昔の中華フルワイヤレス, AirPods, ONKYO W800BT と辿ってまたこちらの製品に戻ってきました。 【携帯性】◎ かなり携帯しやすいバータイプでフタを開ける必要がないという利点は毎日の使用において積み重なるストレスから考えると大きいと思います。 【ペアリング・無線強度】◎ 街中においてW800BTで鬼のように発生するような、切断・遅延はほぼ皆無。左右の通信が切れやすい品川駅や秋葉原駅構内・周辺でも滅多に途切れません。やはり最新バージョンのBluetoothは良いと感じました。 【音質】△ AirPodsの硬質・加工感がありながら高い原音の再現性、W800BTの重厚感あふれる奥行きと澄んだ中音域の表現を知っているからですが、あまりにも音がこもっています。付属のイヤーピースからソニーあたりのシリコン製に変えると少しは変わりますが、それでも焼け石に水です。ただ、これは価格帯のレンジが全く違うことを考慮すると我慢できるレベルかと思います。サウンドデバイスの音に関する品質はお金を出して買うものですので、致し方ない部分かと思います。 【デザイン】○ 少し長いと感じましたが、握った時にしっくりくる金属製のバッテリーユニット側のデザインは良いと思います。質感も良いです。 イヤホン側のデザインはかなり昔より小型化されてますが、やはり少しもっさりしてます。全体的には満足しています。 【堅牢性】○ 使い始めて3日くらいですが、それほど弱そうな部分は見当たりません。使い続けていると気になってくるバッテリーの劣化ですが、これは大手メーカーと比較するべきものではないかと思います。 【全体】○ 音質を除けば全体的に価格を考慮すると間違いのない商品かと思います。あとは故障しないことを祈るばかりです。 私はAirPodsを社内・在宅時の会議や通勤で、W800BTを自宅で主に音楽や映画の為に使用しています。その為主にAirPodsのバックアップという使い方になろうかと思いますが、3千円台でそれが手に入るメリットは大きく、フルワイヤレス入門機としては良いものと思います。兎に角 昔、中華フルワイヤレスなどと呼んでいた時期は終わったと感じました。